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hearthstoneデッキ研究: ミッドレンジ翡翠シャーマン(1)

序盤のマナ加速で相手が6マナくらいのときに10マナを達成し、《拡がりゆく虫害》や《究極の侵蝕》によりアドバンテージをひっくり返し、ロングゲームを育ちまくった翡翠でぶっ潰すクソデッキ「究極翡翠ドルイド」に何とかして勝てないかなーってのを考えてました。

序盤をマナ加速で費やす上、全体除去が少ないために、海賊やアグドルなどのアグロデッキでごり押すのが正攻法とされてます。しかし、虫害は所詮1/5なのでろくにバリュー出せないし、究極もテンポ的にやってることは重い《炎の大地のポータル》と同じ。翡翠は出したターンは使えない上、ブラックポーでも出されない限りそんなに早く育たない。そう考えると究極ドルも結局コントロールデッキなので、一般論的にはミッドレンジで勝てるんじゃないか?

ということを模索してました。先に申し上げておくと、今の感じだと究極翡翠ドルイドには微不利か微有利か、って感じっぽいので、これを叩き台に誰かベンの挑発(http://www.hearthpwn.com/news/3297-ben-thompson-and-ben-brode-twitter-q-a-sarge-more)どおり究極翡翠ドルをぶっ潰してくれないかな、って思ってます。

 

ちょうどクエストでシャーマン使わないといけなかったので、あるカードに着目して作成したミッドシャーマンがこれです。

 

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ナバランスや採用カードのバランスは、ミッドレンジの芸術品ことトランプゼロコストメイジ(https://wiki.denfaminicogamer.jp/hearthstone/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%B8)をだいぶ参考にしました。

 

デッキ作成において目をつけたのは《進化を統べるもの》です。

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普通のシャーマンにはほぼ採用されないカードですが、半メリット効果付きで4/4/5と理想的スタッツを持っているため、ミッドレンジデッキの考え方に非常にマッチします。

味方を強制的に進化させる効果は盤面によってはデメリットになりますが、ミッドレンジデッキでは盤面にミニオンが残りやすい上、ミニオンを殴って消耗したミニオンを進化させて1マナ得+回復のように使ったり、単体ではバリューを取りづらい各種トーテムや《翡翠の精霊》《シャタード・サンの聖職者》《ボーンメア》を進化させてテンポに貢献できる強力なミニオンに変えられます。

昨今の進化シャーマンがそうであるように、1, 3, 7マナミニオンは進化させると強力なミニオンになりやすく、《進化》のようにバリューを上げるために盤面を埋めて虫害に絡めとられるということがないので非常に便利です。

《温泉の守護者》は《タール・クリーパー》の方がよいように思われますが、クリーパーは所詮自ターンでは1/5なのでバリューを取りづらいのと、《ジンユーの水話士》と一緒にアグロやコントロールメイジへの対抗策を得るために入れています。

 

現状ではコントロール系に非常に強く、《呪術》や潤沢な除去のおかげでプリーストあたりには強いです。一方でやはり前述のとおり究極翡翠ドルには引き次第で押し負けます。理由はいくつかあります。

・4, 5マナ時点で虫害を処理することが難しく、強殻などのバフを併せられると手に負えない

・シャーマンは低マナの固有カードに強いミニオンがいないので、序盤の盤面構築が難しい

・ドローカードの性能差で、序盤の引きが悪いとロングゲームにされて負ける

特に虫害を対処できないのは非常に致命的で、《退化》を入れるしかないんですが、結局引き勝負な上、退化だけでは盤面を解決したことにならず後追いのバフに弱いという問題があります。そもそも退化しか解決できるカードがないのがきつい。

《なぎ払い》の対策含め、対処できない序盤のうちは展開しなければいい、というのが最善の対策ではあるので、プレイングをもう少し練った方がいい感じはあります。

 

またしばらくこねくり回して環境への対応を見ますが、最後に以下に改善点のメモを記録しておきます。

 

翡翠はいるか? 《翡翠の稲妻》はリーサルにも使えて使いやすいが、ミッドレンジだとミニオンに打つ機会の方が圧倒的に多いので、アグロ対策含めて《干満の大波》でも悪くはない。《翡翠の爪》も非常に便利だがオーバーロードが邪魔で、2/3を処理できない。《翡翠の精霊》は虫害に止められやすい。

・2マナミニオンをどうするか? 特に怖い海賊対策でウーズとゴラッカを積んでいるが、よりバリューを稼ぎやすいミニオンはいるか?

・リソース確保をどうするか? マナの潮はうまく使えば莫大なアドバンテージになるが、処理されやすく遅い。とはいえほかにドローソースはない。

・《退化》のためにどの枠を削るか? 《退化》はいつ打っても強いカードではないので、手札でモタつかせたくないし、逆にほしい時にないと困る。

・高マナ帯の選択をどうするか? 単体でテンポに直結しバリューを稼ぎやすい《ファイア・エレメンタル》を採用したが、究極で除去されてしまう。しかも6マナ3点が本環境でどれだけ機能するか? 5マナにろくなのがいなくてかつエレメンタルが多かったので《カリモスの下僕》を採用したが、他にまともにアドバンテージを稼げるカードはあるか(これも究極で除去される)? ロングゲーム対策で《リッチキング》などのファッティを積むべきか?